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スズキ(魚)の話

シェ・レザンジュです。

〜スズキ(魚)の話〜

 スズキはフランスでBar(バー)と云いますが、釣をりをされる方は良くご存知の通り、
大きくなるに従って呼び名が変わる(地方によっても呼び方が違うこともあるそうですが)
いわゆる出生魚の一つで、縁起の良い魚でもありますね。
 関東地方では、一番小さいものをコッパ、25cmの一年魚がフッコ(又はセイゴ)、
60cm以上になるとスズキ、特に大きいものはオオタロウと呼ばれることもあります。
 日本海沿岸から南シナ海に分布。冬は湾口で産卵、幼魚期は内湾の藻場、夏は真水と海水が
行き交う汽水域に移動し、秋から冬には再び深みに戻り、大きくなるにつれて、回遊の範囲も
大きくなり、運動量も増します。

 ご存知の様に味は淡白でさっぱりとして、夏が旬。刺身やあらい、塩焼きや汁の身など、
いろいろな料理で楽しめます。
 シェ・レザンジュでは6月からこのスズキをしっとりと美味しいマリネにして、
オレンジ風味で季節を味わって頂いています。
by cuisine-cla | 2015-07-09 05:32 | 厨房だより


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