シェ・レザンジュです。
〜スズキ(魚)の話〜
スズキはフランスでBar(バー)と云いますが、釣をりをされる方は良くご存知の通り、
大きくなるに従って呼び名が変わる(地方によっても呼び方が違うこともあるそうですが)
いわゆる出生魚の一つで、縁起の良い魚でもありますね。
関東地方では、一番小さいものをコッパ、25cmの一年魚がフッコ(又はセイゴ)、
60cm以上になるとスズキ、特に大きいものはオオタロウと呼ばれることもあります。
日本海沿岸から南シナ海に分布。冬は湾口で産卵、幼魚期は内湾の藻場、夏は真水と海水が
行き交う汽水域に移動し、秋から冬には再び深みに戻り、大きくなるにつれて、回遊の範囲も
大きくなり、運動量も増します。
ご存知の様に味は淡白でさっぱりとして、夏が旬。刺身やあらい、塩焼きや汁の身など、
いろいろな料理で楽しめます。
シェ・レザンジュでは6月からこのスズキをしっとりと美味しいマリネにして、
オレンジ風味で季節を味わって頂いています。